天井・壁のクロス剥がし
クロスの貼り替えをレポートして、このホームページの記事にしたいと考えている時にワンルームアパートのリフォーム依頼がありました。
オーナーさんに作業のホームページ掲載をお願いしたところ快く(こころよく)承諾して下さいました。
そこでこのアパートでの作業を
① 天井・壁の古いクロス剥がし
② 天井・壁の新しいクロス貼り
③ トイレ床のCF貼替
の三つの作業レポートに分けて、ご紹介させて頂きます。
最初に古いクロスの剥がし作業から始めますが、皆さんは剥がすだけならだれでも出来るとお考えかもしれませんね。
私たちは、ただ剥がすのでは無く「新しいクロスをキレイに貼れるように剥がす」のです。
現場は10畳位の洋間・ミニキッチン・ユニットバス・トイレ、少し大きめのワンルームです。
空室ですので荷物が無く作業が分かりやすいと思います。
それでは「古いクロスの剥がし」レポートからご紹介します。
01.
現場を確認します。
写真左は玄関から室内を見たところ。
写真右は、ミニキッチン・ユットバス・トイレを過ぎて洋間部分を見たところです。
02.
ベランダ側の窓に立って玄関側を見た写真です。
タバコの臭いもなく、気になる汚れも特に感じられません。
03.
よくチェックして見ると、壁面に小さなキズや剥がれた部分がありました。
天井はキズや剥がれはありませんが、全体的にくすみや小さな汚れがあり、壁面だけ貼替えてキレイなると今よりさらにくすみや汚れが強調されてしまうため、今回は天井・壁のクロス貼替えになりました。
04.
トイレの天井・壁クロスはキレイでしたので、床CF(クッションフロア)のみ貼替えになりました。
05.
作業を始めます。
まず取り外せるものは外します。
大きなものから、この現場では照明器具とカーテンレール。
06.
続いて、カバー類を外します。
左から分電盤カバー・チャイムカバー・ダウンライトカバー・クロス仕上げの板戸の取っ手・スイッチ、コンセント類のプレート。
スイッチ、コンセントの本体は外しません。
塗装仕上げの場合塗装屋さんは、これらを外さずにテープやビニールシートで養生(カバー)します。
07.
天井から古いクロスを剥がし始めます。
写真左は取り外した照明器具のコード、先端の銅線露出部分はショートなど事故の無いようにビニールテープなどで養生します。
写真右の警報機は勝手に外してはいけません、このまま切り抜いて貼替えます。
このタイプの警報機は分電盤で電源を落としても別電源が多いです。
08.
エアコンの室内機も外さず切り抜いて貼替えます。
エアコンを取り外す場合は電気屋さんや設備屋さんにお願いします、当然有料になります。
09.
チャイムは外せました。
10.
ダウンライトはカバーが外せました
11.
ミニキッチン上の警報機は外せそうでしたが、無理をせず切抜きにしました。
12.
分電盤は、カバーを外して切抜きです。
13.
給湯器のリモコンです。
古いタイプで外すのが大変そうでしたので切り抜きにしました。
14.
玄関入って左側作り付けの下駄箱です。
3枚の棚板とダボのオス部分を外しました。
外れないダボが何個か残りましたが、無理に外さずクロス切り抜きにしました。
15.
古いクロスを剥がした後、下地を確認します。
写真左はカーテンレール取り付け部分の石膏ボードのひび割れ。
右は古いクロスを剥がすときに石膏ボード表面も剥がれてしまった部分。
16.
リフォーム用の速乾パテで補修します。
17.
パテ処理で、下地表面の段差を平らに近く補修します。
当店では、今回の軽度な下地調整は基本の見積り項目「剥がし・下地調整・剥がし材処分」に含まれます。
これ以上重度な壁穴やカビ等の補修が必要な作業は「下地補修代」として別請求になります。
詳しくは「メニューと単価」ページでご確認下さい。
18.
現場を片付けて下準備の完了です。
19.
いよいよ新しいクロスに貼替えます。
あとがき.
少し古いアパートでしたので照明器具やスイッチ・プレート類の付け外しは多少手間取りましたが、今の器具類はもう少しスムーズです。
今回は道具の他に三脚を持ち込んで写真撮影(ノーアシスタント)も兼ねた作業だったので時間がかかってしまいました。
続けて「天井・壁のクロス貼り」をご覧になりたい方は下のボタンから。
ご覧頂き ありがとうございました。
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